RECIPEつくるたのしみ
ブリの柚香照り焼き
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かける、和える、漬けるといった、ほんのひと手間で、素材のおいしさを引き出す日本各地の「万能調味料」。日々の一品から、おもてなしの食卓にまで活躍する春の副菜をつくります。
「ブリの柚子照り焼き」のつくり方
味の要となるのが、徳島で採れる「柚香(ゆこう)」という柚子の皮を使った調味料です。地元では温かいごはんにのせて食べたりするそうですが、まだあまり出回ってないため、徳島の中でもある山間部で愛される味です。今回は、これを照り焼きのソースに。味がしっかり決まるので、みりんや砂糖を使わずとも、おいしく仕上がります。
材料(4人分)
ブリ(切り身) | 4切 |
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[調味液] | |
・★柚香 | 50g |
・醤油 | 大さじ2と1/2 |
・酒 | 大さじ2 |
オリーブオイル | 適量 |
スダチ | 1個 |
大根おろし | 適量 |
つくり方
- 刻んだ★柚香、醤油、酒を合わせた調味液に、ブリを漬けこむ。30分〜1時間ほど冷蔵庫へ入れておく。
- 熱したフライパンにオリーブオイルをしき、弱火〜中火で①を焼く。
- 皿に②を盛り付ける。
- 大根おろし、半分に切ったスダチを添えたら出来あがり。
TIPS:
ブリの代わりに、サワラやスズキなど、ほかの白身魚にしても。

これさえあれば! 万能調味料
山間屋/柚香
徳島・四万十の西土佐で、無農薬栽培された柚香を砂糖で炊いた郷土料理。甘さを抑え、柚香本来の風味をたのしめます。そのまま食べるのはもちろん、ごはんの箸休めや、パンにのせたり、料理の隠し味にも。
¥756(税抜¥700)
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