RECIPEつくるたのしみ
白インゲン豆とパンのリボリータ
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イタリア中部・トスカーナ地方の家庭料理としても知られる「リボリータ」は、マンマの味。豆、野菜、バゲッドを入れて煮込みます。野菜のもつ素材の旨味に、パルメザンチーズのコクが加わって、なんともいえないやさしさ。
“リ(もう一度)”と“ボリータ(煮込む)”という名の通り、二度煮することで味に深みが増します。仕上げにチーズやオリーブオイルで風味を加えていただきましょう。
ちなみにこのスープ、前の日につくったミネストローネなど野菜のスープに、バゲットを加えてコトコト煮ても、似たような味わいがたのしめます。要は全ておいしく食べ切る工夫。どこの国も、台所を取り仕切るマンマ(お母さん)の考えることは同じですね。
「リボリータ」のつくり方
材料(2人分)
玉ネギ(乱切り) | 200g |
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セロリ(乱切り) | 50g |
ニンジン(乱切り) | 100g |
トマト(種を抜いて1cm角にカット) | 200g |
キャベツ(みじん切り) | 50g |
白インゲン水煮缶 | 240g |
エキストラバージンオリーブオイル | 20cc |
ブイヨン(粉末タイプ) | 大さじ1 |
バゲット | 50g |
つくり方
- 玉ネギ、セロリ、にんじんを茹で、ミキサーにかける。
- 熱した鍋にオリーブオイルを入れ、1の野菜がとろりとするまで炒める。
- 2にトマト、キャベツ、白インゲン、ブイヨン、水200cc(分量外)を加え、しっかりと煮込む。
- 3にバゲットを加え、全体が煮くずれるまで加熱する。
- 火を止め、仕上げにエキストラバージンオリーブオイル※を適量加える。
※青っぽい香りのものがおすすめ