RECIPEつくるたのしみ
スペアリブとたっぷり春菊鍋

いつもはタレでたのしむ鍋料理を、ごちそうにしませんか。活用するのは、「和える」だけで、料理をぐっとおいしくしてくれる日本各地の「万能調味料」。今回は、それぞれ2種の万能調味料を使い、一つは具材に和えて下味をつけるため。もう一つは、ベースとなる出汁に使います。
「和える」というひと手間で、味に深みが加わり、おもてなしにもぴったりの「ごちそう鍋」が出来あがり。また、旨みの詰まった万能調味料を2つ掛け合わせること生まれる、新たなおいしさもおたのしみに。
下味をつけた野菜は、シャキシャキした状態でも、煮込まれてくったりしてもおいしくお召し上がりいただけます。継ぎ足し、継ぎ足し、野菜をたっぷり食べられるのもよいところ。
「スペアリブとたっぷり春菊鍋」のつくり方
表面に軽く焼き色をつけて香ばしくしたスペアリブを、たっぷりの玉ネギと煮込み、コクと旨みのつまったスープをつくります。そこに、上品な甘みの「白味噌」を溶かし、香りが強い「金ごまテーブルオイル」と塩で和えた、春菊、クレソン、ピーマンをどっさり加えていただきます。味噌とごまという組み合わせは、お子さんも食べやすい味わい。シメにうどんを加え、味噌煮込みうどんのようにするのもおすすめ。
材料(2〜3人分)
★白味噌 | 60g |
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★金ごまテーブルオイル | 適量 |
塩 | 適量 |
スペアリブ | 500g |
春菊 | 2袋 |
クレソン | 2束 |
赤ピーマン(緑のものでもよい) | 1個 |
玉ネギ | 2個 |
水 | 800ml〜1L |
つくり方
- スペアリブは、塩コショウ(分量外)し、フライパンで両面に焼き色をつける。芳ばしい香りが立ったら、鍋に入れ、水を加えて火にかける。
- ①に1〜2cmにカットした玉ネギを入れ、スペアリブに火が通ったら白味噌を入れ、沸騰させないよう5分ほど煮込む。
- 春菊、クレソンは、ざく切りに。ピーマンは細切りにし、ボウルで金ごまテーブルオイル、塩と和える。
- 鍋に③をたっぷりのせたら出来あがり。
TIPS|玉ネギをたっぷり加えて煮込むことで甘みが出て、白味噌の甘みと溶け合う。
これさえあれば! 万能調味料
山田製油/金ごまテーブルオイル
昔ながらの圧搾法で、添加物などを一切使わず、手づくりされています。金ごまを使用することで、より一層香り高くまろやかで、ごまの風味を堪能できます。
関東屋/天日塩仕込特別吟醸 白味噌
創業160余年、京都の老舗が手がける味。京懐石から日々のおばんざいまで、京都の料理には欠かせない白味噌。上品な甘さで、味噌汁、味噌田楽、野菜のディップなど、さまざまな料理に。