RECIPEつくるたのしみ
白菜と牡蠣のレモン鍋
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いつもはタレでたのしむ鍋料理を、ごちそうにしませんか。活用するのは、「和える」だけで、料理をぐっとおいしくしてくれる日本各地の「万能調味料」。今回は、それぞれ2種の万能調味料を使い、一つは具材に和えて下味をつけるため。もう一つは、ベースとなる出汁に使います。
「和える」というひと手間で、味に深みが加わり、おもてなしにもぴったりの「ごちそう鍋」が出来あがり。また、旨みの詰まった万能調味料を2つ掛け合わせること生まれる、新たなおいしさもおたのしみに。
下味をつけた野菜は、シャキシャキした状態でも、煮込まれてくったりしてもおいしくお召し上がりいただけます。継ぎ足し、継ぎ足し、野菜をたっぷり食べられるのもよいところ。
「白菜と牡蠣のレモン鍋」のつくり方
おいしい牡蠣が出まわる季節。「塩レモン」と「八方だし」で、さっぱりと仕上げました。白菜と牡蠣に「塩レモン」を和えて30分ほど置くことで、白菜からは水分が出て、深みと旨みがしみ込み、牡蠣も旨みが増します。ベースとなる出汁には、伊吹島のいりこ、昆布から丁寧に出汁をとったきれいな味わいの「八方だし」を使い、澄んだ味わいに。食べる直前にセリを加えて、爽やかな風味とシャキシャキとした食感もおたのしみください。
材料(2〜3人分)
★塩レモン | 50ml(牡蠣20ml、白菜30ml) |
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★八方だし | 200ml |
白菜 | 1/4個 |
牡蠣 | 300g |
アサリ | 200g |
セリ | 1束 |
レモン | 1/4個 |
水 | 1L |
TIPS|セリは根によい香りが詰まっているので、根のついたものがおすすめ。
つくり方
- 白菜は、ひと口大にカット。牡蠣は、さっと茹でて冷ましたものを、別々のボウルに入れ「塩レモン」で和えてから、30分〜1時間マリネする。
- 鍋に「八方だし」、水を入れて火にかけ、沸いたら、アサリ、①をしみ出た水分ごと入れる。
- 牡蠣に火が通ったら、ザク切りにしたセリ、スライスしたレモンをのせて出来あがり。
TIPS|「八方だし」と柚子こしょうが合うので、味のアクセントに加えても。シメには、茶そばがおすすめ。「八方だし」のいりこと昆布の風味、レモンのさっぱり感が、そばとよく合う。