RECIPEつくるたのしみ
鶏肉と九条ネギの納豆風味鍋
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いつもはタレでたのしむ鍋料理を、ごちそうにしませんか。活用するのは、「和える」だけで、料理をぐっとおいしくしてくれる日本各地の「万能調味料」。今回は、それぞれ2種の万能調味料を使い、一つは具材に和えて下味をつけるため。もう一つは、ベースとなる出汁に使います。
「和える」というひと手間で、味に深みが加わり、おもてなしにもぴったりの「ごちそう鍋」が出来あがり。また、旨みの詰まった万能調味料を2つ掛け合わせること生まれる、新たなおいしさもおたのしみに。
下味をつけた野菜は、シャキシャキした状態でも、煮込まれてくったりしてもおいしくお召し上がりいただけます。継ぎ足し、継ぎ足し、野菜をたっぷり食べられるのもよいところ。
「鶏肉と九条ネギの納豆風味鍋」のつくり方
九州で愛される甘めの「えびつゆ」と、山椒、豆板醤、甜麺醤などの香りと塩味の活きた万能調味料の「納豆カルネ」を、組み合わせることで「ごちそう鍋」に。ベースに「えびつゆ」を使い、鶏肉の旨みをじっくり移します。そこへ「納豆カルネ」を和えた、九条ネギ、赤大根をのせて、よい香りと食感をたのしみながらどうぞ。表面をカリッと焼いた油揚げも加えることで、香ばしさも加わります。
材料(2〜3人分)
★えびつゆ | 200ml |
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★納豆カルネ | 1瓶 |
鶏肉(もも肉がおすすめ) | 300g |
油揚げ | 2枚 |
九条ネギ | 1束 |
紅芯大根 | 1/2本 |
水 | 1L |
つくり方
- 鍋にえびつゆ、水を入れて火にかけ、沸いたらひと口大にカットした鶏肉を入れる。
- 油揚げは、フライパンで両面にこんがりと焼き目がつくよう、しっかり焼く。焼けたら取り出し、8等分にカットする。
- 九条ネギは、太めの千切りに。紅芯大根は、細めの千切りにし、ボウルなどで納豆カルネを和える。
- 鶏肉に火が通ったら、油揚げをのせ、その上に③をたっぷりのせたら出来あがり。
TIPS|シメに、焼いたお餅を加えると、甘めのつゆと納豆が合う。
これさえあれば! 万能調味料
まちづくり村田/納豆カルネ
宮城県産大粒納豆を使用し、鶏肉と香味野菜で仕上げた、旨みたっぷりの一品。産地の村田町は、江戸時代から続く店蔵も多く、大豆にこだわった発酵食品文化が根強い地域。納豆は、ドライ納豆を使用しています。
チョーコー/えびつゆ
本醸造うすくち醤油をベースに、干しえび、椎茸、昆布の旨みが調和しためんつゆです。長崎生まれの甘い味わいは、焼いた鶏肉に絡めてもおいしい。