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PEOPLE想いをつなげる

広島のおいしさを届ける瓶詰め

POSTED2021.07.16

近頃、水や炭酸水で割るだけでたのしめる様々なシロップが親しまれています。その一つが、イギリス生まれのコーディアル。

ほかにも、素材や製法にこだわったレモネード、クラフトコーラなど。いずれも爽やかな味わいで、日々のひと息や、火照った心身のクールダウンにぴったりです。太陽が元気な季節、ますます恋しくなるおいしさのつくり手を2組、訪ねました。

INTERVIEW

名産品から未来につなげる

果実のもつ魅力を素直に封じ込めたレモネードと出会いました。それは『廣島檸檬糖水(ひろしまれもんとうすい)』。手掛けるのは『瀬戸内クラフトレモネード』の谷 諭(さとし)さんです。

材料は、広島県大崎上島産のオーガニックレモンと5種類の砂糖だけ。非加熱で、1週間以上じっくり漬け込みます。瓶を開けると、丁寧にスライスされたレモンがぎっしり。自ら“食べるレモネード”とうたっているのも納得できます。

およそ6杯分のレモネードがたのしめる。

「私は、18歳で上京して飲食に関わる仕事をしていたのですが、家族と暮らすためにUターンしました。せっかくなら、これまでの経験を地元に還元したいと考えて、始めたのがレモネードづくりです。

というのも広島は、国産レモンの産地としても知られているのに、レモン農家の担い手が少ない。こんなにおいしくて、ちゃんと稼げるのに、もったいないと感じました。新規就農者を増やすためにも、その品質のよさや価値を伝えたくって。

もちろん、地元のかたもいろいろ工夫されていて、加工品では、レモネード以外に、ジャム、ケーキ、焼き菓子などもあります。でも『これは広島のレモンの味がしておいしい』と感激できるものは、まだ少ないようにも感じて。だから私は、本当においしいレモンを体験していただけるものをつくろうと決めました」

本当においしいレモンを活かす

瀬戸内クラフトレモネードに欠かせないのは、やはりレモン。中でも谷さんが「なくてはならない」というのが、現在『廣島檸檬糖水』で使用する『ふじやファーム』のオーガニックレモンです。

手掛けるのは、大崎上島の女性農家・藤中夏実さん。谷さんいわく「藤中さんのレモンは、ほかのオーガニックレモンとは違う、見た目の美しさと味わいのよさがある」とのこと。

自分の手でつくったものを売りたいと、農家になった藤中さん。4年前に就農し、現在27歳。

藤中さんは、化学肥料や化学農薬を使わないことはもちろん、堆肥や木質のチップなどを混ぜ込んだフカフカの土づくりにこだわります。2020年には、国産レモンではまだ少ない、有機JAS認証も取得。無農薬だからと何もしないのではなく、畑をこまめに見て回り、病害虫などがいれば手で切るなど、手間と気配りを欠かしません。

「初めから、皮まで安心して食べられるレモネードをつくりたかったので、ほかにもいろいろなオーガニックレモンを試しました。でも、比べると、藤中さんのレモンが一番おいしかった。

無農薬の中でも、藤中さんのレモンは、見た目がまずきれいです。きちんと手入れされている様子が伝わってきます。そして、食べ比べると、甘さが際立って、えぐみや臭みがない。この風味の違いは、ワインやコーヒーのように飲み比べないと分からない微妙なものかもしれませんが、レモネードの味わいにつながっています」

藤中さんのレモン。皮に艶があり、形も美しい。

藤中さんのレモンのおいしさを伝えることで、広島の国産レモンのおいしさが伝わると考える谷さん。その魅力を最大限に引き出したいと、製法にもこだわります。

一つが、非加熱でつくること。砂糖の浸透圧を利用するので、出来上がるまでに1週間以上かかるそうです。

「煮込むと1、2時間で完成するので、生産効率はいい。それに、スパイスなどを加えたいなら、加熱しなければなりません。ただ、加熱によりビタミンCなどの栄養素が失われます。時間はかかりますが、なるべく栄養素も味わいも損なわないよう、非加熱であることは譲れません」

砂糖とレモンのみのシンプルな味わいは、じっくり漬け込む製法の賜物。

もう一つが、漬け込む砂糖です。藤中さんのレモンを邪魔せず、果実本来の味を際立たせつつ、コクが出るように。きび砂糖を始めとする、5種類の砂糖をブレンドしています。

「実は、砂糖の配合が最も大変です。20回以上、試作を繰り返して5種類をブレンドするレシピにたどり着いたのですが、それで完成ではありません。レモンは収穫時期によって味が変わります。それに、同じ時期のレモンでも、送ってもらう箱の中で、サイズの大小がある。自然のものですから、味わいは均一ではないんですよね」

だから『廣島檸檬糖水』は、生産するごとにまず試作。レモン約500gを小瓶で漬け込み、このレモンにはこの配合、と決めるのだとか。

「瓶を開けたら、まずはレモンのスライスをそのまま召し上がってみてください。苦味、甘味、酸味をダイレクトに感じられると思います」

ジュワーッと口いっぱいに広がるフレッシュな味わいと香りを体験したら、次は水や炭酸水で割って、レモネードやレモンスカッシュに。さらに、紅茶やフレーバーティーに入れたり、ウイスキーやラムと割ってたのしんだり、ケーキに混ぜ込んだり。「それぞれがリラックスできるシーンで味わってもらうことで、贅沢な時間が提供できたら」と、谷さん。

さらに、現在はオンラインでの瓶詰め販売が中心ですが、今後は実店舗もつくりたいとのこと。

「瀬戸内クラフトレモネードを始めると決めたときから、広島のレモンのフレッシュな魅力を体験していただく場をつくりたいと考えていました。だからまずは、広島にレモネードショップを出したいですね。旅行などで訪れるかたや、地元の人にも、広島のレモンってこんなにおいしい! と感じていただければ、きっと、もっともっとその価値は高まっていくと思います」

広島が育む自然の恵みを、できる限り、あるがままに封じ込める。そして、そのおいしさを、多くの人に体験してもらう。瀬戸内クラフトレモネードが大切にすることは、地元がますます元気に、これからもすこやかであってほしいという願いの現れです。

谷 諭|SATOSHI TANI
「広島のレモンを丸ごとたのしんでもらいたい」という想いのもと、谷 諭さんが、 2020年より本格始動。非加熱でつくる生レモンピール入りの『廣島檸檬糖水』を始め、ブルーベリーやみかんのレモネードもラインナップする。素材のおいしさを味わえる瓶詰めは、瀬戸内ブランドにも登録されている。

瀬戸内クラフトレモネード|SETOUCHI CRAFT LEMONADE
https://www.setouchi-lemonade.com/

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