ACT私たちにできること

２つの食するよろこびから子どもたちに

POSTED2021.10.29

11月のカレンダーをめくると、世界中で始まるホリデーの支度。アドヴェントカレンダーを開けたり、ホリデースイーツをたのしんだり、大切な人へのプレゼントを選んだり。クリスマス当日を指折り待つ、ワクワク顔がほころぶシーズンです。

このような幸福を誰もが感じられるように。食を通じて未来ある子どもたちの明日へハッピーの種を撒きたいと、DEAN & DELUCA（ディーンアンドデルーカ）では、このホリデーに２つの食するよろこびをご用意しています。

一つが、2007年から取り組んでいるチャリティー「A Bag For Happiness」。ホリデー限定トートバッグをご購入いただくことで、国際支援団体「Save the Chirdlen（セーブ・ザ・チルドレン）」を通じて、子どもたちの食を支援する取り組みに売り上げの一部を寄付します。

【COLUMN】A Bag For Happiness

Save the Children｜セーブ・ザ・チルドレン

日本を含む、世界約120ヶ国で子ども支援を行う、民間・非営利の国際組織（NGO）。DEAN & DELUCAでは毎年、世界で貧困や栄養不良に直面する母子への支援として、ホリデー限定トートバッグの売り上げの一部を、セーブ・ザ・チルドレンに寄付している。

https://www.savechildren.or.jp/

そしてもう一つが、ホリデースイーツです。こちらは、鹿児島にある知的障がい者支援施設『しょうぶ学園』の皆さんと共につくりました。しょうぶ学園では、本人がありのままでいられる心地よさに重きを置き、利用者がそれぞれの持ち味を活かした作品を生み出したり活動をしたりしています。

そこには、食本来のうつくしさを大切に、食するよろこびを伝えたいと考えるDEAN & DELUCAに通じるものがありました。以前からその作品に惹かれていたこともあり、共感を覚えた私たちは、一緒にホリデースイーツをつくりたいと思ったのです。

【INTERVIEW】しょうぶ学園

しょうぶ学園とつくったクリスマスオーナメント

出来上がったのは、お菓子入りのクリスマスツリーのオーナメント缶です。この商品にした理由や想いを、担当バイヤーに聞きました。

「毎年ご好評いただいているオーナメントは、集めてたのしむお客さまも多いでしょう。その上で、見た目や味わいをまず気に入っていただくことで、実はハッピーの種が増えるようなものをつくりたいと、企画しました。

そこで、以前からメンバーが魅力を感じていたしょうぶ学園にお声がけをしました。すでに構想はあったので、クリスマスのモチーフ、色、自然、地球や子どもたちの明るい未来を感じさせるものといったテーマはお渡しして、作品をたくさん送っていただいたんです。その中から、3名の作品をベースに、書き下ろしのオリジナル文字をあしらい、3つの絵柄のオーナメント缶が出来上がりました。

中身は、イタリアのハーブキャンディーとトリュフチョコレートとフルーツゼリーです。まずは、ちゃんと味わっていただきたいので、DEAN & DELUCAでずっと愛されているお菓子が入っています。おいしく食べて、飾って心が踊る。この幸せなモチーフを通じて、世界の子どもたちの未来が、一つでも明るいものになれば。私たちにできることは小さいですが、一つひとつ積み重ねていければと思います」

ホリデーのワクワクを、大切な誰かとわかちあえる幸せ。それは、決して当たり前ではなく、とても恵まれたことなのかもしれません。私たちは、今年もお客さまと共に、まずは「おいしい」をよろこんで。そして、ハッピーの種を一つでも増やしていければと考えています。