TRAVELOGUE
僕らの新しいローカリズム

地方が動き始めている。都市では「食材」や「原材料」と呼ばれるものが田畑で実り、山に生え、風土の中で生きている場所は、食べものづくりの人々にとって、刺激に満ちた”現場”なのだ。ローカルという現場にたつ彼らは今、都市ともゆるくつながりながら暮らしを映す食や酒、共感で結ばれたコミュニティを生んでいる。 日本各地に開かれたつくり手たちを 地域×人×食をキーワードに毎月お届けいたします。 文／井川直子